蓮沼執太 | Shuta Hasunuma

偽ガルシア=マルケス

Date

2016.08.27

Remarks

Music for theatrical piece

TTM: IGNITION BOX 2016/2017
Poetry Reading / Live / performance

「言葉と声、音と音楽のスタディ 『偽ガルシア=マルケス』」

◼︎日時:2016年8月27日(土)、28日(日) 各日15:00–17:00
◼︎会場:東京都庭園美術館 新館 ギャラリー2 (定員各90名/要事前ウェブ予約)
◼︎参加無料(展覧会「こどもとファッション」のチケットが必要)

出演:蓮沼執太(音楽家)、青柳いづみ(女優)、古川日出男(作家)
テキスト:古川日出男
ディレクション:古川日出男  映像:河合宏樹  宣伝美術:牧寿次郎 WEB協力:干谷紀子 制作宣伝:浦谷晃代

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館

WEB予約受付開始:7月27日(水)12:00~

東京都庭園美術館 : http://www.teien-art-museum.ne.jp 
ご予約お問合せ : 03-5777-8600 (ハローダイヤル)

※各プログラムの開催日1ヶ月前より東京都庭園美術館WEBにてオンライン予約を受け付けます。
&※申込開始日に予約の申込フォームができますので、そちらに必要事項を記入いただきます。

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偽ガルシア=マルケスとは
庭園 を もつ 美術館 に て、
        作家 と 音楽家 と 女優 が ジェネレート する、
                 音 と 物語 の 「告白の部屋」 。

まったく足場の異なる表現に携わる3人が、どんな“未知”の空間を生み出せるだろうか? 
それは音楽ではない。それは演劇ではない。もちろん小説ではない。
だが、その場にいる観客といっしょに確実に共有されるものだ。
ガブリエル・ガルシア=マルケスという、知っている人は知っているだろうし知らない人は
「誰それ?」だろう小説家の、その偽者も登場させたい。偽者なのだから、たった一人に限らない(!)。
音楽家も、女優も、作家も、そのためのジェネレーターだ。無数のお話が溶けて、無数の音となって、声となって、そして無数の“動き”に変じる。
本当にミニマム、かつ本気で壮大な、「夢見るような」時間を現出させたい。
-古川日出男-

目には見えない「音」というエレメントを使って僕は古川日出男と青柳いづみに指揮をする。
言葉、声、音、音楽、そして身体。複数の意思が混じり合う新しい時空間を作りあげたい。
-蓮沼執太-

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2016年8月27日(土)、28日(日)
東京都庭園美術館にて、古川日出男(小説家)、蓮沼周太(音楽家)、青柳いづみ(女優)と
それぞれの分野で活躍する3名による言葉と声、音と音楽のスタディ「偽ガルシア=マルケス」の公演が決定しました。
東京都庭園美術館がスペシャリストを招き多様なパフォーマンスアートを紹介するプログラム「TTM:IGNITION BOX 2016/2017」
今年度第1弾プログラムとして上演される本公演。古川日出男が本作のために書き下ろしたテキストを、青柳いづみの生身が体現化、
蓮沼執太の鳴らす音楽がそれをコンダクトし、音と物語が溶け合う重層的な「空間」を作り出します。
演劇ではなく、即興でもなく、音という見えない糸によって操られる、現代における<浄瑠璃>のような世界に観客を誘うことでしょう。
夏の終わり、ぜひ未知なる空間をご体感ください。