蓮沼執太 | Shuta Hasunuma

3/16 2021

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2021.03.16

昼間は散歩をして身体の中の空気入れ替えを。夕方に音楽の制作をする。夜は照明の佐藤円くん達と会って話す。割とゆっくりと過ごした1日。

3/15 2021

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2021.03.15

オーチャードホール公演の舞台美術を担当してくれるHYOTAのアトリエのある藤野へ。行きは車を運転して、帰りは電車で。とても天気が良くて、春日和。湖の辺りで、屋外でくつろぎながら意見交換。夜はバーベキューをして、すっかり遠足気分に。俵太家族にも感謝。

3/14 2021

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2021.03.14

睡眠が浅くて、寝起きが悪い。朝起きた後に、二度寝をする。これはぼくにとって珍しい。起きた後に、2時間ほど散歩をする。天気も良かったから、人の出が多かったなぁ。いまは次の制作に移っていく時期なので、散歩中に考え事をたくさんしてしまう。思考しながらの散歩は楽しい。夕方からひとつ新しい音楽のデモを作ってみた。東北芸工大学のための原稿を書き上げる。テーマは協働で何かを行うことにして欲しいということだったが、蓮沼フィルなどの話はせずに、協働に関して思うことを書いていった。夜はWEBエンジニア石黒宇宙とオーチャードホール用の特設サイトのミーティングをオンラインで。メッセージだけのやりとりだけでは伝わない部分が、人の声には宿っている。夜はずっと読書をしてすごす。最近は身体の本を読みあさっている。

3/13 2021

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2021.03.13

朝から雨が降っている。長らくストップさせてしまっていた原稿のひとつを書き上げて、提出をした。GINZAのプレイリスト連載の最終回だったので、心を込めて書き上げました。なので時間がかかってしまった。とても良いプレイリストになっていると思います。全曲に解説をつけているのだけど、全曲素直に書いています。2年半近く連載を続けてこれたのは、それを支えてくれるスタッフのおかげです。音楽の聴き方が「アルバム」という単位から単曲になっていった要因は紛れもなくサブスクリプションの影響が大きい。新しい音楽に出会えるキッカケとしてテーマを設定して選曲するのは、ぼくにとってもどうやって音楽って聴いてるんだろう?という初歩的なことを再考させてもらえるきっかけになった。ぜひチェックしてみてください。ちなみに、来月から新しい連載が違う媒体ではじまります。

昼からは事務を作業を淡々と行う。マネージャーがいると思われがちですが、自分一人でいろいろとやっている。コンサートにむけて、フィルのリハーサル場所や日程の精査を行って、溜まりすぎたメールの返事などを。夕方は、4/23オーチャードホールの衣装ミーティングをオンラインで行う。 Cale(カル)にお願いをしている。ちょうど展示会と重なっていて、忙しい中でアイデアをたくさんいただいている。今回はホール公演なので、特別衣装を考えている。普段「衣装」がないフィルですが、今回はある。そんな違いも公演のコンセプトとして大きい部分だと思います。夜は、NHKよるドラの残っている作業を行う。その他の時間はずっと読書をしていた。それでも作業をずっとしていた1日。

3/12 2021

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2021.03.12

午前中は読書をたっぷりと。昼はヤン富田さんとお会いした。4/23オーチャードホールのゲストに出演を願いたく、直接お話をさせてもらった。ヤンさんからいろいろと飛び出てくるたくさんの話、面白かったなぁ。ユーモア溢れる話かな、と聞いていたら、突然シリアスな音楽の話になっていたり。グルグルとかき混ぜられた。その後、夕方に本屋で買い物。コロナ以降は書店に足を運ぶのも少なくなってしまったので、集中力を高くして店内散策した。その後は家に帰って読書を。落ち着いて本を読める嬉しさ。本読みながらぼくは音楽をかけるんですが、今日は音楽もたくさん聴けた日。ソニーの永野さんとのインタビューがアップされて再読した。都市の音環境について、もっと深く追求したいテーマでもある、と思った。

3/11 2021

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2021.03.11

10年前の東京も晴天だった。東日本大震災から10年。今年の朝はすっかり止めてしまっていた原稿を書いて、オンライン・ミーティングをしていたら、あっという間にお昼になった。

銀座へ向かう。SNSで募った鐘の音は今日のために集めていました。銀座和光のコミッションで、14時46分から黙祷の鐘の後に、新たな鐘を鳴らす、というために鐘の音が必要でした。10年前に震災と原発事故が起こった時に僕はすぐに行動を起こすことができなかった。直接的な行為をアーティストとして生むことができなかった。という思いがありました。

ちなみに、僕は芸術家だから国難な時に何かアクションをすべき、とはまったく思っていません。例えば、コロナ禍だからと言って、特別何かを作ったり、アクションをしなければいけない、なんて思っていません。やりたければやれば良い、というスタンスです。

震災以降の活動をここで言語化して羅列しないけど、自分の活動スタイルや作品への問題意識が変わったのは間違いありません。でも、直接何かをする、という根源的な行為が出来なかったことに、心に中でモヤモヤしていたものがありました。今回、この10年が経ち、銀座の鐘の音に携わらせていただき、少しだけ東北の皆さんに、哀悼の意、そして今も被災状況が続く中で生きている方々へ思いを送ることができました。

鐘の旋律を自分の中から産み出すのではなく、地震も原発事故も(コロナだって)同じひとつの地球で起きていること、だと認識しています。生きていればその分だけ、みんなに世界が存在するわけだけど、これらが起こっている場所はこのひとつの地球です。言葉にすると照れ臭いですが、今はそれぞれがひとつになる認識が大切だと思っています。コロナの状況でさらに強く感じたことのひとつです。

そういったことを具現化するために、世界中の鐘を集めて、それらをひとつの旋律にする、というコンセプトのもと、新しい鐘の旋律を作曲しました。本当だったら、福島をはじめとして東北の鐘の音をレコーディングしに行きたかったですが、緊急事態宣言が延長となり、それもかなわなくなり、友人にお願いして福島の鐘の音をレコーディングしてもらたりしました。

実際に和光へ行き、追悼をしてきた。鐘の目の前だったので、音を聴くというよりも「状況に響いている音が皮膚に触れてくる」という感触だった。作者が言うのも違うかなとは思うけども、旋律よりも鉄の音が街に響き渡り、その音に頼って人々が祈りを捧げる、想いをはせる、それが出来ることが一番大切なのだと感じる。

その後、テレビと新聞の取材を受ける。今日は暖かい日でもあり、東京の人出がとても多く感じた。少なくても銀座は密な場所がいくつもあった。その後、渋谷に移動してオーチャード・ホール公演のミーティングへ。オンラインをつなぎつつ、リアルに会っての会合。結構な大胆アイデアがあるので、こちらも少しずつ話し合いながら進めている。

https://asm.asahi.com/article/14276386

3/10 2021

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2021.03.10

午前中は、夜ドラの全曲のステムデータ(すべての音をそれぞれの音)の書出しを行う。いくつか気になってしまった部分があり、少し手直しもした。午前中で全て終わらして、午後は外出をした。連続していた制作がいよいよ終わった。一ヶ月とちょっと籠もってなんとか完成した。一安心。明日からまた違う動きが始まる。

畠山直哉さんのインタビュー
https://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2021/03/311_earthquake_naoya_hatakeyama.html

畠山さんはアルバム『windandwindows』でアートワークを使わせていただいたり、資生堂ギャラリーでもお会いしたり、自分のイベント『MUSIC TODAY』にも参加していただいた尊敬する写真家です。明日で3/11から10年が経つ。

3/9 2021

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2021.03.09

よるドラで使用するダンスミュージックを制作。怪しいトラック、というオファーもあり、民族楽器を使って欲しい、とのことだった。ゴンちゃんことゴンドウトモヒコさんにディジュリドゥを吹いてもらい、ユザーンにリズム系のタブラを演奏してもらって、僕はカリンバを数年ぶりに演奏したりした。午後はフィルのオーチャードホールのリハーサルのスタジオ探しを。毎回色々と考えているが、今回は新しいところでリハーサルすることにしてみた。夜は小田原市が運営するイベントの音楽作りをする。

3/8 2021

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2021.03.08

浜離宮庭園に下見へ行く。一年ぶりくらいの浜離宮。オリンピックに目指して、色々と改装していたけど、それらも終わってさっぱりとした印象だった。緊急事態宣言中なので閉園していたが、特別に見学させていただけた。今日は小雨で、そんな庭園も雰囲気が良かった。湿り気の多い庭が好き。
大友良英さんがナビゲートする『RADIO SAKAMOTO』を聴きながら移動を。坂本龍一さんの代打で大友さん。耳にも優しいお話のトーンだった。自分が出演したパートは聴かなかったけど(オーディションの音源は何回もしっかり聴かせて頂きました)、大友さんと黒沢さん、柳美里さんの対談はとても面白かった。柳美里さんの作品、書庫から取り出して読み直したい。ダイアローグは個人の本質がそのまま出ていく、経験と瞬発。興味深い。

3/7 2021

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2021.03.07

昼からNHKへ。先日、蓮沼執太フィルでNHKレコーディングした分のトラックダウンをエンジニアの方と一緒に行う。NHKでの初めてのトラックダウンで色々と収穫はあった。そのあと、デザイナー金田遼平くんとオーチャードホール公演のメインビジュアルのミーティング。しっかり意見交換をして、ビジュアルを作り上げていくことは非常に刺激的で、毎回楽しみである。