statement

時間軸に人間が知覚する点を置き、それらを並列することでリズム=律動が発生するのであるならば、展示空間の中で鑑賞者が知覚する作品をインストールし、その並列からリズム=律動を作り出すことも可能でしょうか。

律動を時間軸から空間に向けて展開させていくことは、僕の新しい音楽の実践です。本展は、2015年に開催した国際芸術センター青森(ACAC)での個展『作曲的|compositions - space, time and architecture-』の流れを汲むものの、スパイラルで展示されるために制作した新作群で構成されます。

蓮沼執太