ユーバランス
サウンドエンジニアと多ジャンルなアーティストで織りなす、同時多発的音楽イベント。 会場に生まれるグラデーションの中で、いいと思う〈バランス〉を見つけて過ごす2日間。
レコーディングやライブ音響を手がける、サウンドエンジニアである葛西敏彦がディレクションする「ユーバランス」。2024年に渋谷WWWで初回が開催されました。今回も弾き語りから、和楽器、漫談など、多岐にわたるジャンルの総勢20組程のアーティストが参加します。この出入り自由の音楽イベントでは、複数の場所で同時多発的に出来事が起こり、全てを見聞きすることはできません。重なり合ったり変動し続けている音そして雰囲気のなかで、観客それぞれが、さまざまな揺らぎのバランスをとること、いいと思う瞬間を見つけて楽しむための時間です。特設のスピーカーシステムによって生まれる、アトリウム空間の上下でまるで異なる音風景。あるいは、ミュージシャンの制作過程が垣間見られるスタジオなど、無数のグラデーションが準備されています。
〈ユーバランスディレクター 葛西敏彦 コメント〉
新しい感覚を知覚したい、と思う。
感覚を揺らがせるために、対極にあるような混じり合わなそうなものを混ぜてみる。
有機と無機。騒音と楽音。並行する時間軸。演者と鑑賞者、スタッフ…などなど。境目を決めることは日々を効率的に過ごすにはとても快適だが、そこに線が引かれていることで思考停止を引き起こす瞬間もある。手間はかかるが、毎瞬考えることをやめないようにする。
体感を大切にする。頭で考えて理解するよりも、目の前の環境に入ってそこから自分なりの感覚を引き出す。
バランスを取るのは自分自身で。